四国旅行つづき…
愛媛の松山から移動して、高知県ゆすはらへ。
結構な山奥をひた走り、目当ての建物、「雲の上ホテル」&「マルシェ・ユスハラ」へ。
建築:雲の上ホテル&マルシェ・ユスハラ
設計:隈研吾
web:
http://www.kumono-ue.jp/マルシェ・ユスハラ

茅葺きの外壁、杉のパネルをランダムに。
なんとも不思議なファサードは、地元の木材を使ったサスティナブルデザインなんだそう。
周囲の美しい街並みとも調和がとれ、良かったです。
内部は地元の食材や、おみやげを買うことができる、マルシェ。
ホテルも併設されていました。
次は、車で約5分。
雲の上ホテル

手前にレストランや公共のトイレがあり、ちょっとしたSAのような雰囲気。
水盤の反射が屋根に映り込み、浮遊するイメージか。。
ザ・山の中。なので虫が多く、また汚れも目立ち、残念な事に。
建設当初やさぞ美しかった事でしょう、、
水盤がなかったら、掃除しやすかったのかしら…?気になる所、色々。

内部はギャラリーが併設され、一部見学できるようになっていました。

ホテルと温泉をつなぐ、ブリッジの格子が!
圧巻!

ブリッジの内部も、小屋組アラワシ。
奥に、ライダーズインの簡易宿泊所がひっそりと。
そっち泊まるのも、面白そうです。穴場。
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- 2013/10/08(火) 11:16:00|
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スタッフのいけだです。
少し遅い夏休み、四国へ建築めぐりに行ってきました。
まずは、伊丹十三記念館。
伊丹十三映画が好きで、中村好文さんの建築も一度見てみたいと思っていた私としては、
行かないわけにはいかんぞ!という訳で。

建築:伊丹十三記念館
開館:2007年5月
設計:中村好文+レミングハウス
http://itami-kinenkan.jp/index.html焼き杉板の外壁と、高さを抑えて、薄く見せる屋根が良いかんじ。

ピンコロを敷き詰めたアプローチは、素朴で、建物の雰囲気に合っていました。
住宅の外構も、モルタル金ゴテ仕上げばかりだと味気ないので、
ピンコロとか、レンガとか…きっちりしすぎない、ちょっと雑草が生えても良い味になるモノを
使いたいと思っています。(どうしても外構までコストが回せない事が多いのですが)
内部は、13のカテゴリで紹介されています。
それぞれの展示物にちなんだ、展示スペースが作られていました。
例えば、「料理通」の展示では、タイル貼りの壁になっていて、引き出しが、キッチンの取手よろしく。。みたいな。
(内部はもちろん写真NGなので伝わりにくい…)
要は、「あぁ、中村好文さんっぽいなぁ。」という事が言いたいのです。
伊丹十三映画を最初に観たのは、いつだろう。
小学生位の時、金曜ロードショーかな。たぶん「マルサの女」。
内容はもちろん良く分かってなかったけど、スッキリ痛快!という印象だけは残ってる。
大人になって、映画が作られた背景を知って観ると尚、面白い。
小さい美術館だけど、オススメです。
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- 2013/09/05(木) 11:51:16|
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